I hooked your parents up with Facebook.
【文脈】
日本に行くまでは何とも思っていなかったのに、
日本に行って初めて
「日本語を勉強したい」
と言ったジェガーさん
と同じように、
アメリカに来て私たちの日常の暮らしを見て、
「やっぱり英語がもっと使えるようになりたい」
と強く感じたという母。
それと同じタイミングで
ジェガーさんやジェガーママも、
私の両親ともっとコミュニケーションできたら良いのに
と思っていることを伝えてくれました。
そこでジェガーさんが提案したのが Facebook。
ジェガーさんもジェガーママも
Facebook を積極的に活用しているので、
これは確かに良いかもしれません。
両親にとっても、英語の勉強になるだけでなく
「英語を使ってコミュニケーションできる楽しさ」
をもっと感じてもらえるのではないかと思いました。
もともとこのブログも
両親の英語の勉強を兼ねて始めましたが、
やっぱり英語は使わなければ身につきません。
両親にそれを伝えると
すぐ OK をもらえたので、
さっそくジェガーさんがアカウントの作成を開始。
その後、
I hooked your parents up with Facebook.
と言ってくれました。
【ポイント】
"hook" は、「S字フック」のように
もともとの意味は "引っ掛ける" で、
機械に使うと "つなぐ、接続する"、
友達に使うと "会う、合流する"、
男女に使うと "関係を持つ"、
物やサービスに使うと "与える"
という意味になります。
ジェガーさんは
「Facebook と両親をつなげたで」
↓
「Facebook に両親を登録したで」
と言ってくれたのでした。
【映画】
先月末、
家の近くの劇場で毎年開催されている
無声映画の上映シリーズ
を観に行ってきました。
ジェガーさんが非営利団体の映画館で
ボランティアをしている関係で
入場料が無料になった
という軽い理由で行ったのですが、
行ってみてびっくり。
会場となっている劇場は
市内でも最も内装が美しい劇場の一つで、
歴史を感じさせる雰囲気が
そこかしこに漂っているうえ、
映画の BGM は
昔実際に無声映画の上映で使われていた
オルガンを使っての即興演奏。
まるで昔にタイムトリップしたみたいで、
私もジェガーさんも大興奮してしまいました。
全5回シリーズの第4回目に行ったのですが、
その日の上映作品は
1928年公開の『群衆(The Crowd)』。
1900年生まれのとある青年の半生を描く
という作品なのですが、
これがぐいぐい引き込まれる作品でした。
というのもこの青年、
栄えある建国記念日に生まれ、
「いつか大物になる」
という野心を抱いてニューヨークを目指すのですが、
行き着く先は保険会社の事務員。
大勢の似たような事務員に囲まれて
仕事をしているシーンは、
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで
(Revolutionary Road)』や
『プロデューサーズ(The Producers)』
(from availableimages.com)
などでも見覚えがありますが、
日本の "サラリーマン" のイメージとかぶります。
そんな主人公も、
あれよあれよという間に結婚し、
あれよあれよという間に子供を授かり、
気がつけば2児の父親に。
最初はコメディタッチで
劇場も笑いに沸いていたのですが、
だんだんこのへんからみんな笑えなくなってきます。
それは主人公の身に起こることが
妙にリアリティを持っている
だけではありません。
この映画の本当にすごいところは、
最初から最後まで
一本筋が通って "群衆" を描いているところ。
映画が始まると
とある青年の誕生から始まるので、
うっかりタイトルが "群衆" だということを
忘れてしまうのですが、
その忘れた頃のタイミングを見計らって
"群衆" を想起させるシーンが登場します。
(上の映像は最初に "群衆" が描かれるシーンです)
これにより、
「自分こそはその他大勢のような人生を送りたくない」
と思っている人物が、
結局は "その他大勢の一人" であることを
痛烈に感じさせるのです。
観終わった後はもう何とも言えない気分になり、
素晴らしいオルガンの音楽と他の観客、
ノスタルジックな気持ちにさせてくれる劇場
という環境も相まって
久しぶりに映画にほろ酔いしてしまいました。
そしてジェガーさんとほぼ同時に
「来週も絶対来よう!」
ちなみに翌週のシリーズ最終回は、
私たちの最も好きな映画監督の一人
バスター・キートン(Buster Keaton)の、
これまた1928年に公開された映画
『キートンのカメラマン(The Cameraman)』
だったのですが、
劇場へ行ってみると
大きな劇場が2階席までほぼ満席。
キートンの人気ぶりを再確認した夜でした。
今日も読んでくださって
![]()
ありがとうございます。
来年も絶対観に行きたいです。
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