
【文脈】
家の中にクモを見つけたので
大声でジェガーさんを呼ぶと、
雑誌の上に乗せて
ささっと家の外に逃がしてくれました。
「めちゃ叫ぶから一体何かと思ったわ」
というので、
「ゴキブリの時はもっとすごいで」
と言うついでに、
「ゴキブリが一番嫌いやねん」
と言おうとして
Cockroaches are the last things I like.
と言ってしまいました。
【ポイント】
かつて、受験勉強中に
"He is the last person to do such a thing."
という表現を習ったことがあったのを
微妙に思い出して
それとごっちゃにしてしまいました。
正しくは、
Cockroaches are my least favorite things.
でした!
【写真】
ジェガーさんが日本に来て
一番気に入った場所。
それは、渋谷でした。
日本に行く前から
日本を紹介するテレビ番組なんかを
一緒に観たりしていたのですが、
東京を紹介する場面で
必ずと言っていいほど登場するのが
新宿のネオン街と渋谷のスクランブル交差点。
「これ、どこなん?」
「新宿と渋谷やで」
と言うと、
"SHIBUYA! Sounds cool!"
と名前からしてさっそく気に入ったらしく、
行く前からめちゃくちゃ楽しみにしてはりました。
東京に着いたのは夜だったのですが、
ホテルに到着するやいなや
"Let's go to SHIBUYA!"
と大ハリキリのジェガーさん。
私も初めてスクランブル交差点を見た時は
「これがあのテレビによう映ってる交差点か〜」
と感動したものですが、
ハチ公口から出てきたジェガーさんも
目の前に広がる異世界に圧倒されて
「なんか自分がテレビの中に入ってしもた気分や」
と言っていました。
ジェガーさんがもっとよく渋谷の交差点を楽しめるように、
交差点を見下ろせる位置にあるスターバックスの2階
に連れて行ったところ、
案の定、子どものように窓に張り付いて
交差点を眺め続けるジェガーさん。
なんと、2時間くらいそのままの状態が続きました。
一緒に来ていたジェガーママも
さすがに2時間経つと疲れてきたみたいで、
その日はホテルに戻ったのですが、
「京都に戻る前にもう一回 SHIBUYA 見に行っていい?」
あんなに眺めていたのにまだ物足りなかったようで、
結局、数日後にまた渋谷に行くことに。
「いろんな人が歩いてて、ほんま飽きひんわ〜」
と2回目もしばらく夢中になってはりましたが、
突然、隣でジェガーさんが絶句。
窓の外を見ると、パフォーマーと思われる人が
信号が青になった瞬間走り出し、
横断歩道の中央で宙返りをしています。
その姿になぜか触発されたようで、
「ちょっと僕もせっかくやし、何かやってきていい?」
と言うやいなや、ジェガーさん、
寒い中上着を脱いで T シャツ一枚で飛び出しました。
しばらくスターバックスの2階から外を眺めていると、
なんや目立つ人が登場。
信号が青になった瞬間走り出したと思ったら
真ん中で振り返って手を振ってきたりするので、
こちらはまるで
わんぱく小僧をもった母親
のような心境で落ち着きません。
でも本人はどんな遊園地よりも楽しかったようで、
大満足で帰ってきはりました。
そんな渋谷で撮影した写真の枚数は
数えきれないほどですが、
その次にジェガーさんが写真を撮りまくったのは、
なんとマスク。
これは少し予想外でした。
ジェガーさんのカメラの中には
街中で見かけたマスクの写真がアホほどあります。
最初空港で日本行きの飛行機に乗る時に
マスクをつけている日本人を発見したのが
ジェガーさんのそもそもの興味の始まりでした。
一昨年、豚インフルエンザ(swine flu)が流行った時に
マスク姿の日本人の様子
がニュースで流れていたので、
(例:Spread of Swine Flu Puts Japan in Crisis Mode - NY Times)
「日本って、まだ豚インフルエンザ流行ってるん?」
と本気で心配気味。
その後マスクの光景に慣れてくると、
「キーリーのお土産はマスクにしよ!」
と言って、
柄付きのおしゃれマスクを購入していました。
また、本好きのジェガーさんが気になったのは、
文庫本のサイズ。
私が個人的に買いたい本が何冊かあったので
ジェガーさんを連れて本屋に寄ったのですが、
ジェガーさんいきなり
「日本って、本もちっちゃいんや!」
言われてみれば、アメリカでも
ハードカバーの他にペーパーバッグという
持ち歩けるサイズの本が売っていますが、
分厚いのでちっちゃいという感覚はあまりなく、
かばんが小さめだと入りきらなかったりするので
わりと不便だったりもします。
ジェガーさんも、
「文庫本は小さいだけじゃなくて薄いし、
行間も適度にあるからサイズのわりに読みづらくないし、
持ち歩くことを考えたら絶対日本の方が良いわ!
これやったらポケットにも入りそう!」
と大絶賛でした。
一方、逆に心配になっていたのが
京都の道路の交通状況。
京都は特に狭い道が多いのですが、
広い道路に慣れているジェガーさんにとっては
気が気じゃなかったようで、
「パパさん!向こうから車来てますけど
ここ一方通行じゃないんですか!?」
と怯えまくり。
「それが一方通行ちゃいますねん」
と笑いながら
巧みな運転さばきで当たり前のように
ギリギリの間隔で対向車とすれ違う父
に恐れをなしていました。
しかも、その横では
カーナビの画面にテレビが映っていて、
母と娘は笑いまくり。
「なんでテレビが運転席の横にあるねん!
よそ見して事故になったらどないすんねん!」
とジェガーさんはわめいていましたが、
今度は窓の外に
前にも後ろにも子どもを乗せて
不安定になりながらもスイスイと走っている
ママチャリをあちこちに発見して、唖然。
「こけたら終わりやん」
と言うので、
「うちがちっちゃい時はヘルメットもなかったで」
と言うと
ほんま信じられへん、という目つきで
こっちを見られました。
※アメリカの場合は
街中でもマウンテンバイクで本格的に乗る
という人がほとんどなので
子どもが乗るのは難しいのですが、
たまに子どもの乗った車を
自転車の後ろにくっつけて
運転している人もいます。
ジェガーさんは、これにも
「危なくてよう見てられん!」
と反対派です。
(from bikekidshop.com)
というわけで、ジェガーさんが
日本で撮影した枚数の多かったものの
1位と2位は渋谷とマスク
だったわけですが、
3位は一体何だったでしょうか。
大体予想が着くかもしれませんが、
正解はトイレです。
しかも、トイレのウォシュレット。
噂には聞いていたようですが、
実際に使ってみて
大感激したようでした。
「どのトイレにも TOTO って書いてあるねんけど、
『オズの魔法使い』に出て来る犬の名前やし!」
と変なツッコミも入れていました。
「トイレのウォシュレットにまで
イラストがついてんねんけど!」
と言って
いちいち写真を見せてくれましたが、
知ってるわい!
今日も読んでくださって

ありがとうございます。
ネオンは新宿より大阪の方が良かったみたいです。
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